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2013年3月 4日 (月)

星くず朗読会@ブック・カフェ槐多

これは日曜日のお話。その1。

この日は東京で行われた朗読会「星くず朗読会」を聞きに行ってきました。
この朗読会は詩人の平岡淳子さんが主催されている朗読会です。
今回、関西を拠点に短歌活動されている田中ましろさんが出演されてると知ったので興味もあり聞きに行きました。

朗読会、気がついたら引き込まれていました。
ましろさんの短歌は完全な新作。5つの連作で合計100首。
連作ごとにテーマはばらばらですが、素直に入ってくる短歌が多かったように感じています。
平岡淳子さんの詩は今回はじめて拝見したのですが、最初の印象はすごくやわらかな印象でした。しかし、それは比較的すぐにいい意味で打ち壊されました。

黒という詩の朗読を聞いていたら、ぞわっとした。

文字だけで見るともしかしたらそこまで感じなかったのかもしれません。
でも、今回は声があった。
平岡さんご自身が朗読されていた。
黒という題だからかもしれませんが、非常に強く印象に残っています。
それ以降に登場した詩にもそういった詩的な怖さが見え隠れしていたと思います。

他にも改めて短歌も詩なんだなと感じました。
詠まれている風景に含まれる感情の表現、言葉の選び方。
朗読の仕方で歌そのものの印象というか入り方が全然違うこと。
実際の朗読を聞かなければ、今気がつけなかった部分かもしれません。
ましろさんの短歌の朗読は岡井隆先生の朗読法をリスペクトしたものだと後で聞きました。
最初は短歌(の定型)を意識させ、繰り返したときにはその枠を意識せず一つの詩(もしくは文章)として読む。
読むときに定型の枠を外したとしても魅力的だと感じたら、それは強さなのかもしれません。

朗読の合間には今回の舞台裏も含めてちょこっとトークもあり、その中で平岡さんがましろさんの短歌100首すべてに対応する詩を読まれたこと、返信の届く速さとクオリティの高さ、平岡さんとましろさんの出会いなど、つい笑ってしまうこともトークでは出てきました。

会場のブック・カフェ槐多さんは京王線明大前駅のすぐ目の前にあるキッド・アイラック・アート・ホールの地下にあるカフェで、大正時代に若くしてこの世を去った天才詩人画家村山槐多の名を冠しています。
店名で検索していただければ店内写真もあるのですが、地下なので天井が高く、写真にある本棚は本当に背が高いです。おしゃれというか隠れ家的雰囲気もあって近くだったら通いたくなるよなぁ、と感じました。

主催の平岡淳子さん、ゲストの田中ましろさん、本当に素敵な時間をありがとうございました。当日お会いした皆様、ありがとうございました。

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