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2011年6月 5日 (日)

五月の歌

この記事はトーヤ名義で参加している短歌サイト、うたのわで五月に読んだ歌の一覧です。

古の趣残る狭い道踏み出す足が知っていた場所
表情がガラリと変わる深々とシートに腰をかけてるだけで
侵略はいつ終わるとも知らなくて山林の中走る特急
越えるのは無意識のうち要るものは壁を蹴飛ばす好奇心だけ
駅前の成城石井に人の群れ花束を持つ人が見えない

何枚も重ねた妥協夏の日が買い物しろとせっついてきて
モーニングサービスの文字探しては追加注文しているトースト
半径が詠んでくごとに広がって出会えたことで歌の輪となり
この場所の時計の針はわがままでふっときづければひとりぼっちで
もう一つ二つ三つと切り捨てよ伸ばした髪と染み付いた嘘

見ていてもピントがどうも合わなくて数字以上の谷を飛ぶんだ
またひとつ数字を減らす朝が来る数えはじめるときも決めずに
全部夢でありますように目の前を右へ左へ動く人並み
昇りゆく一筋の白 「さよなら」と言いたくなくて歌ってたんだ
つぶれずに夏日と豪雨の二日間走り回ったぶどうパン食べ

手の届く距離は半径何センチ自分自身を探し求めて
瞬く間頭も身体も動き出し任されている事だけでなく
届かないってわかってるからこんなにも高く高くへ飛ばしていくの

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