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2010年12月31日 (金)

12月の歌

今年は本当にお世話になりました。

というわけで、今日で終わってしまう12月なので一気に今日詠んだ歌までここであげます。
トーヤ名義で参加している短歌サイトうたのわで12月に詠んだ歌の一覧です。このあとは歌語りも。

ちゅんちゅんと騒がしく鳴き飛び回る十二月だって知っているんだ
同じだけ過ぎた時間の残酷さ現実という言葉にしても
一日がこんなに軽くなるなんて足枷だって意味をなさない
いつまでも秋の名残が消えなくて明るい空も時にはうらむ
感情に名前が付かず巡ってく頭の先から足の先まで

西からの甘いお誘い二千円ベルギーワッフル狩ってみたけど
モノクロで処理されて行く毎日は01だけが連なっている
振り向けばすべて今年の出来事で時間も距離も麻痺してるんだ
ちらちらとケータイ見てる寒い夜笑顔あふれる返事待ってる
トーストが立ててる湯気が見えるほど布団の中が恋しい朝で

空白の過去と現在、将来を交し合ってるポートメッセ
鳳凰が水平線から飛び上がる魔法がかかる日の出の写真
似たような話題で笑い合えるから大きくなっていくんだ輪って
自転車を誘うように逃げていく灰色の雲追いつけなくて
人間は繰り返すこと好むもの己が正義を振りかざしたり

前向きに選ばないのは贅沢な悩みなのです白き世界で
あちこちに潜んでいます泥棒が盗まれたもの返ってこない
星の海思いを馳せる歌たちに冬の夜空は呼ばれたのかな
ビニールの傘をすり抜け落ちてくる雨は言葉を呟くように
この雨は夜更け過ぎてもずっと雨わたしがわたしであるかのように

猫のても借りたいほどの毎日は走り回るよどこかのネズミ
境目はあるのだろうか会うことに違う名前をつけられるとき
うとうとを繰り返してる姿見て降りる駅まで舟は漕げない
見下ろせば井戸端会議もざわめきも二人のときを静かに作る
イブだとか、クリスマスとか言えなくて押し寄せてくる年末の波

放つのはまばゆい金じゃないだろう磨き続けて光る七色
倍速の日々にブレーキかけるよう笑顔の時をみんなで歌う
ヒーターは効かないけれどじんわりと言の葉たちがくれるぬくもり
打ち立てのそばを投じる鍋の中一足早い年の瀬気分
鶏団子鍋と手料理五時間は具材とともに幸せの中

さよならは突然やってくるもので断捨離挑む 一年後には
一年がまた繰り返すこのままじゃ雪降る中の初詣かも
真っ白な世界が今は幻に大晦日の太陽の魔法
高そうに見えてた山は高くってそれでも登る夢を持てたよ

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