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2010年9月26日 (日)

八月の歌

ここまで、たぶん上り坂。

この記事は僕がトーヤ名義で参加している短歌サイトうたのわで八月に詠んだ歌の一覧です。
この後は歌語りもやりますよ。
もしも、気になった歌、気に入った歌があったらお気軽に声をかけていただければ幸いです。日記等への使用許可もお気軽にどうぞ。


「来月」はいつの話か。だって今日、七月三十二日なんでしょ?
この場所と反対側で踊る君 舞台を降りてより艶やかに
夕涼みひとり店出す夏祭りアイルの音でこっくりこくり
受け継ぎし伝統と言えば伝統か見えぬあなたを想い踊るよ
アイリッシュクインテットで奏でたらすこし強めの風を運ぶよ

なくなれと言えないからさ、お願いだ。もう少しだけ落ち着いて、夏。
マイペース気づけば周囲巻き込んでDVDは知らん振りする
行く道が遠回りでもこの地図はたどり着けると言い聞かせつつ
足元に動物達は集まって絵画の森で森林浴を
届かない電波をずっと待っているハードディスクに明日を告ぐため

本当の親孝行の形とはかけ離れたが証を立てる
見れぬかもしれないからと両親とデジタルレコーダ買って来た夜
次の日を運んでくれる風だから微速で変わることを知ってる
初陣の意気込み語るキャプテンに一分間の私、重なる
今ならばきっと書けると信じてる一人前のひととなれたよ

三人ではしゃいだ夏の思い出はビアードパパのシューと一緒に
後悔はしてないといえば嘘になるいっぱいいっぱいすぎた土曜日
積み上げた昨日があって今日になる綴りし日々が残した未来
平日のワイド番組みゃーにゃーと激しく流す東海ラジオ
ひとつだけ終わった夏が始まって心に溜まる さよなら、ありがと

落ちていく夕日の色が淡く見え燃え盛る日々あと少しかと
森よりもカードの中にいる虫がもっとも高価な買い物でした
傘忘れ真っ黒雲に向かってく天然シャワーなんて言えない
真実と罪と罰とを消さぬよう命の重さ語り繋いで
僕たちが戦う夏はこれからと甲子燃える立秋の日に

窓からは涼しい風が入り込み今日もちょっぴり夜更かしだろか
眩しさが何でも見せるはずなのに見えなくなってしまった朝は
「秋です」と最初に教えてくれたのは声も届かぬ高き青空
青空の魔法で僕を飛ばしてよいえない言葉伝えるために
太陽をしっかり受けるこの部屋で開けっ放して一日過ごす

見せ付ける肌より惹かれてしまうもの見られたくない心の距離に
ベッド上置き去りにしてたアイスノン今日はそんなに涼しかったか
何層も積みあがっていく雲の群れ見えない生命ここにもあるよ
輝きは放つものではないと知る周りの光りうけて燦然
幼くて最後の距離を越えた時光が消えた最初の恋は

真っ黒な渦の真ん中ぽっかりと白くやさしい光がのぞく
遠くから一発だけの音 響き 私の夏は終わりを告げる
弾丸か疾風の如く駆け抜けろ小雨の夕に虫の鳴き声
つながらぬ今日を伝えるすべなくて今日を教えてもらえなくって
世間とはいつもずれてる囲われた壁の中ではいつもの水曜

知らぬ間にブレークダウンの連続でいつも以上に独り相撲で
鈍ってた自分自身の輝きを磨いてくれた友の歌声
秋風は色んなものを運ぶから心の中にかすかな光
どしゃぶりに好かれてしまった今日だけど無事に終わって青空に会う
四人での夕食少しにぎやかで明日のメニューもその場で決まる

さまざまな人の想いと結びつき拍手一つで育ってく歌
何気ない呟きで開く入り口はお盆休みの甘い思い出
現実は回り続けるものだけどこのコマだけは止まる定めで
踏み出せばやるべきことはついてくる悲劇知ること願い詠むこと
世界中平和の歌でつないでく終戦の日に生まれた太陽

緩やかに日の入りのとき早まって残暑の声を聞く帰り道
宵の空想いを乗せた飛行機を音と一緒に飛ばしてたんだ
飼い犬を呼ぶかのごとく伝票にシロとだけありコメダ珈琲
言の葉に想いをのせて口ずさむ心のおくがそっと動いた
今ここで機械通して見てる「瞬間」(いま)熱い思いは記憶に残る

つかんでた手から離れたグライダー旅しておくれみえない世界
人がいて自然があって寄り添って保たれていた命があった
自転車のライトが浮かんで見えてくる午後六時半陽が沈みゆく
グランドと同じ熱さのアルプスに探せなかった未来の欠片
階段を一段飛ばしで降りたなら時計が加速していく金曜

四時間で振り返るだけの半生に淡い輝き明日への原石
住む人もこの町もまた生きていて未来を継げぬ語り部達は
四人ともどこかに縁はあったのに観光客のふりする城下
右肩は自分のためにあけておく旅から戻ってくる日のために
知らぬ間に大きな武器を持っていてわからぬままに使いこなして

薙ぐように歴史の風は吹き続くそれでもずっと残れる音よ
目に見えぬスイッチどこかで踏んだかな?真っ青な空真っ黒になり
背後から警告音が迫り来る背中を駆けるお前は誰だ!?
流れゆく等身大の恋の歌満月じゃない今日に重ねて
十分後今日が昨日になる前に名古屋を出ます では、またいつか

気がつけばまた鳥になるウェンズデー賑やかな輪の端っこぽつり
期待する同じ電車で帰ること極稀なのにここにいること
ペンタブでライブ加わる八人目画面流れるカラフルな音
カーテンを秋風ふわり押しながらいつ過ぎ去るか熱帯の夜
輝きと思考と記憶削りつつ生み出していく私の言葉

さっくりと噛めば音なるドーナツは雨の帝都でバッタリ出会い
いまだけは盾ではなくて矛とする刃となりし言葉の為に
左肘傷跡残る夏祭り今日も宴が燃えさかりゆく
テレビ塔うたの想いで燃え上がれ九月五日は名古屋へどうぞ!!
黒雲を運んだ風がひそひそと「今度はどこに打ち水しよう?」

ここじゃない遠いどこかのお話が笑顔にさせる(ココロザワツク)
部活とか補習はいつもそっちのけ夏が明ければ祭りの季節

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