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2010年6月26日 (土)

四月の歌

短歌サイトうたのわで詠んだ歌を月ごとに上げてます。
このあとで歌語りもやります。これは四月に読んだ歌の一覧です。


去る人が一緒にもっていきました三割増の静けさの中
幸せな嘘すらつけぬ私にもやってきました四月一日
「友達でほんとにいいの?」本心を打ち明けてたらどうなってたの?
次世代に残したい歌 放送れてくカバー曲だと知った 「初恋」
強風に抗い走れ自転車よ久方振りの音を目指して

一分はどんな時でも一分で冷たい風が吹き付けている
春らしい日差しになれど強風が書籍も熱も吹き飛ばしてく
あれ確か昨日の夜もそうだった上り下りの違いはあれど
うっすらと姿を見せた月だからただただ眺む寒空の下
飼い主を待てずあちこち忙しなく円らな瞳とふわふわ毛並み

目を閉じて笛と太鼓が残響すお祭はもう終わってるのに
御囃子に合わせて曲がる車山の背にソースの香りとはねる音する
裏路地へ入れば消える喧騒に一人感じる非現実かな
裏道をしるか知らぬか分かれ道春の城下の宴楽しむ
珍しく下の名前を呼び捨てる祭の夜に繋がった縁

いつまでも地元は地元変わるのは自分自身の外見と中身
お日様も桜も君を待っていた六年続く門をくぐろう
午後九時の気温がどうも気になって一月早く困る夜来る
太るとか太らないとかじゃなくてさ夜寝るために摂取してるの
時々は吐き出していい感情も言葉に乗せた後が怖くて

鮮やかな黄色が日々の彩りにまた咲ける日を信じて待とう
三色のグラデーションが見えるころ始まり告げる私の時間
どんよりと伸びたる雲を吹き飛ばす君の届けたしあわせぱわー
(わかってる)言葉にはまだできなくて見える形で示そうとする
お手製のピーナッツバター使う日は休みのときと決めた月曜

「このままじゃ期限の内にいけないよ」そんな言葉で誘えたらなぁ
何人の村だとしてもこの世界友達なのはただ自分だけ
午後十時 五分くらいの帰り道君の隣で自転車を引く
コマーシャル全国的にやるけれど独自文化の愛知県なり
言の葉に密かに眠る感情に心をきゅっとつかまれている

先週の慌ただしさが嘘のようシフトチェンジが起きてる身体
四番より二番七番向きだけどいつかは四番打つときもくる
一つずつ不器用な手でひだ作るトーヤ家だけの餃子できたり
夏の日にわずか届かぬ今日だけど自販機はまだホットのコーヒー
(次はいつ、どこまで行こう)空想を巡らせながら見上げたホーム

孤独だと言われた数字繋がって幸せになる、かもしれないね
分裂をゆっくりゆっくり繰り返す明日の朝には消えちゃうけれど
懐かしき本と出会えた日曜日今日限定のライ麦パンも
魂でもしも会話ができたなら真の意味での異文化交流
楽しみがまた一つだけ増えまして待てる時間も不思議と楽し

本棚の向かいに座り一服す え、ちょっと待て今何時だよ?!
寂しさの裏返しだと言うのならうたれ続ける夜に降る雨
暗くして雨音だけを受け入れて遠く遠くへ消えてゆけたら
座ってる周囲のものを描く君流れる曲は「センチメートル」
少しだけ耳に聞こえる音があり抱かれ眠る毎日の中

古民家の裏の庭から春告げる二十三度のホーホケキョかな
空白を埋めようとする探し物せつな言葉のポストカード
「日が落ちて寒くなるよ」と上着持つ少し寒気は遅刻するとか
出番にはいつも話題を振りまいて(お願いだから安定してよ)
連絡を取ってないのは幸せになってるだろ、と信じてるから

鼓動するたびに疼いている傷は自分自身にかけた言霊
時々はぼーっとしたいときもあるだけどわたくし機械ですから
約束で縛り付けてるこの身体一本だけでも太く丈夫で
恋と愛違うものだと気付いても恋した人は愛されており
大好きな歌声たちの詰め合わせ今宵は少し夜更かししよう

世界一超天才的おもちゃからファンタジックなお話つくる
まったくの契約書だけど身分証だから一応更新しておく
今度会う祝日の夜に花開け極寒に耐えた向日葵の花
(後一つ、後一つだ)とじっと待つ階段のぼる足音近く
足音は実は真下で聞こえてて自分自身が鳴らしていました

ふわふわの思考が機械狂わせるさっき一時でもう四時半だぞ?
この二日夜更かし続き眠られずタオルで高さ合わせる枕
週末は色んな音が聞こえる日街から、人から、iPodから
健脚を活かして一駅すっ飛ばす耳に流れる天使の心
来場者並ばすならば最後尾看板必須・・・コミケかここは?

名駅の改札前のパンの店今日は寄っても何も買えずに
こんがりとキツネ色したトーストにメープルバター甘いにおいで
(先月のお礼ですよ)手渡そう和紙で作った猫の便箋
地図で見て遠いところと思ってた今はそれよりずっと遠くて
持ち合わす語彙を全て活用すウノとしりとり合わせたゲーム

もういっそ番号も機種も変えようかとある周期に気がついた夜
英雄になるには険しき道進みなり続けるはさらに険しき
まだ少し早いかもな、と呟いてアイスカフェオレ指先冷やす
夕方と呼べる時間も増えており長くなってる今日と思う日
三日月は雲のヴェールに包まれて上着手放す夜を教える

都跡ただただ広く向こう側催事行くよりここを駆けたい
境界が曖昧だけどパソコンの前にいるのは人間なんで
あといくつ眠って起きたら知るだろう本当の青とほんとの球を
全国の天気が教える雨模様同じ雨ではないのね今日は
お弁当食べたばかりで開く本異世界の食(食べてみたいなぁ)

携帯のカメラじゃ撮っても使えないツイート用に欲しいデジカメ
会うまでに読んでおきたい本があり中身以外も話してみたい
ぽかぽかの陽気は長く続かずに空の上から寂しさこぼす
「わがまま」と君は言うけどこの雨の冷たさ無くばひとりでひとつ
雨音に抱かれながら目を閉じてあなたに会いに行かせて欲しい

毎日は動く歩道に乗っている自分の意思で制御できずに
この道はずっとずうっと続いてく準備はいいか、覚悟はいいか?
見比べるたった一言なき記事は真の意味を捻じ曲げており
雨降りの翌日なのに乾いてる教えてくれた喉の違和感
さまざまな歌が人の目に触れて育っていって拍手千回

歌詠めば一つ残せる自分ありどんな場所でもどんなときでも
信号がセブン行こうと誘ったが売り切れていた極上ロール
今日もまたセブンイレブン行ったけど惹かれてしまった苺ロール
この目には余計な情報が多すぎて余計な音も楽しめやしない
繋がった木目の形目に留まりいちご紅茶に砂糖控える

フィルターに異常があれば内外で響いた音が透過できない
長年の疑問が一つ解決すタラちゃん歩く鳴き砂の上
青き空五時半に来た白き月今日の姿を僕に見せたい?
天然の打楽器なりし水琴はジャジーなリズム刻む庭先
手のひらの一枚にある物語浮かび上がったその向こう側

どうしても買わなきゃならぬドーナツのあんこ以外を見つけた名古屋
感覚も思考も鈍る夏近し眩しき朝とこじらせた風邪
親指で始めた二人の恋だから最期の時も固く繋いで
「お見舞いに来たよー」明るい声響く ちょと待て、その手の袋は何だ?!
満月も間近な月にかかる雲惜しい気持ちを流していって

たっぷりと敷き詰められた白ご飯雨の日だから水分逃げず
雨降りて二度寝する朝目覚ましが心身ともに振動させる
何人の人に噂をされたのかくしゃみするたび頭をよぎる
素晴らしきものでもあるが恐怖ともなるときもあるクチコミの輪
本当は投げ出したいと思ってるゆえに感じる命の重み

流せない音が私を侵略すご飯の味も分かりゃしないよ
雨の夜ココロ繋がるiPod夢でも会えるあなたとわたし
室温は24度もありまして時計を見れば午後六時半
口あけて一日だけは待っている過ぎてしまえばあっという間さ
百円で買えると知ってボタン押す「職場じゃない」と短き缶が

とりあえずそろってなくて引っ込めた文庫化したら倍の八巻?
張り出して並べてあれば目に付くし 文庫になると思っています
買わされた気分もあれど気にはなる作品だからいつかは読むし
流行を浮き上がらせる人の波今日会う友の服が気になり
帰り道今日の感想話しつつ送る一言「今日は満月」

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