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2010年3月29日 (月)

呼んだ本の話題から考える話題

今月二十日、ブックマークナゴヤの古本市が名古屋市は円頓寺商店街で行われました。
円頓寺には度々訪れる庵ひろというコミュニティレストランがあり、そこに行く用事があったためそのついでによりました。
13、14日のブックマークイヌヤマの古本市(担当が僕)にも出店された方が何人かいらっしゃったため、挨拶もかねて。
そこで買った本のうち3冊は野球に関わる本。

石田雄太「桑田真澄 ピッチャーズバイブル」文庫版
野茂英雄「僕のトルネード戦記」文庫版
近藤唯之「新版比較野球選手論」文庫版

初版が新しい順に並べてみた。ちなみに読んだ順序も上から下。

先に断っておくが、僕はただの野球ファンで、地元とあって一応ドラゴンズがひいき球団だが、特に好き嫌いはない。野球というスポーツが好きだ。

桑田投手を追いかけたピッチャーズバイブルには、不要なフィルターをはずした彼の姿を僕は見た。ここ数年、いわゆる巨人というチームは悪い印象が少ないが90年代半ば以降は色々とメディアによって本質を作られていたチームだと思う。
桑田投手も例外ではないようだ。これを読んで知ったわけだが、選手と監督との相違、メディアの失礼極まりない報道、怪我と再生という舞台裏があったことは自分にとっては衝撃だった。また、桑田氏の考え方、信念にも驚き、そして勉強にもなった。
どうしても、自分の親の世代から氏の悪いイメージを植えつけられたのだが、やはり真実は違っていた。それがわかったことが大きい気がする。

野茂氏の「僕のトルネード戦記」は1995年の書籍である。しかし、彼はその時点ですでに日本のプロ野球に対して大きな疑問を幾つか投げかけていた。それが今でも変わっていない部分もあることに僕は悲しんでもいる。
少なくとも執筆当時の日本野球というものは選手は球団のものであり、球団はオーナー(もしくはオーナー企業)のものだ、もしくは経験は押し付けるものという風潮があった時代だった。野茂氏が近鉄を退団し渡米したのもここに要因があった。
すべてがそうではなかったとしても、フロントと選手が対等の立場に立てるという状態ではなかったのだろう。
それは現代になっても改善されているとは思えない。2004年のストライキからプロ野球界は本当に変わったのだろうか?
そういう点ではパ・リーグは本当の意味でファンサービスを、野球場にとにかく足を運んでもらいたいという思いが強い気がする。特にライオンズは面白い。
野茂氏の本を読んでいて、まだまだ変わらない日本のプロ野球を僕は一ファンとして嘆く。また、ファンサービスとは何か?本当にファンが望んでいるものは何か?
その点で言えば、もしかしたらファンも変わらなければいけないのかもしれない。

2004年以降、日本のプロ野球とアメリカのプロ野球は変革のときを迎えており、今もそれが続いている。次の夏のオリンピックには野球という種目はない。また、二年後ワールド・ベースボール・クラシックの第三回大会があるかもわからない。
それでも、野球が、ベースボールが好きな人間はいる。
そういった人たちだけでなく、より多くの人を熱狂させるスポーツになって欲しい。

なんかうまくまとまってないけどこんな感じ。
あ、最後のに触れてませんが、それに関してはひとこと。
昭和と平成という時代をもろに感じました。文体が全然違うし、書き手が非常に高い目で見ている気がして読んでいてあまりいいものではないなと。

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