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2009年10月 6日 (火)

ゆるいカーブ

加藤千恵さんの『ゆるいカーブ』を読み終わりましたので記録。
恋愛を中心とした短編と一作品につき一首短歌が添えられている本です。
著者の加藤千恵さんは歌人として活動されているのでメインは短歌のほうなのですが、短編のほうに自分は色んな思いを感じました。
自分の立ち位置に置き換えて読むと色々へこんだり。
こういう思考そのものがまずいのかな?とか悩んだり。
男性の視点で展開される物語もあるからだと思う。
最後の短編は恋愛が主じゃないけど、これが一番好き。
なんだろう、こういう仲間って大切だよなって思う。

実はこの本、短歌集だと思って手に取ったんです。
読んでみてびっくりしました。考えていたものと違っていたから。
そこで思ったのが短歌という形態の使い勝手。(使い勝手、という言葉は適切ではないかもしれないけど、一番近い言葉が見つからない)
小説ではうまく伝わらないかもしれない感情を短歌で想起させる。
短歌では切り捨てないといけない部分をうまく小説で描く。
相互補完の関係になっている気がします。
ますます、表現の難しさを感じています。

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