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2009年8月31日 (月)

痕跡本とは

高遠ブックフェスの記事で出てきた『痕跡本』とは、何か?というお話。

痕跡本とはなにか。それは、古本の中に落書きや傷等のかたちで「元の持ち主」の存在が色濃く残された本の事。
        (痕跡本を探す~ぶらり高遠痕跡本ツアー~のパンフレットより引用)

例えば、新古書店で買った100円の本や漫画を何でもいいから想像してください。
その中のあるページの余白に、手書きでメモらしきことが書いてあった。
よく見ると内容とはまったく関係ないメモらしい。
これを見たら、どう思いますか?
他にも、しおり代わりにその著者に関わる演劇のチケットが入っていたり、人物の写真集で特定のページが切り取られていたり、子供向けの本に書き込まれている何かだったり…。そういったいわゆる傷物は一般の古本屋では格安の値段で販売されたり、扱われないことも多いそうです。
古沢さんはそういう傷物の本たちに違う立ち位置を与えたわけです。
パンフ内に書かれていますが、テディベアの骨董の世界ではその子が過ごしてきた時間と物語性に価値がつくらしいとも書かれています。これを古本の世界にも当てはめたわけですね。
そういった痕跡本を見つけて、その痕跡を読み解くことがツアーの目的でもありました。
これには答えはありません。見えているもの以外は想像でしか補えません。
でも、そういった形で思いをはせることはできます。
これが痕跡本の楽しみ方の一つなのでしょう。
もし、みなさんの本棚に古本屋で手に入れた本があれば、もう一度違った視点で見てみては?

私も実は手元にあったある資料本が痕跡本だったんですが、痕跡を消してしまったんですね。ちょっと惜しかったかも。(苦笑)

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