« 嬉しい情報が | トップページ | 帰宅しました~ »

2008年6月 4日 (水)

子どもたちは夜と遊ぶ

辻村深月さんの『子どもたちは夜と遊ぶ』を読み終わりました。
やっと全部が把握できた。
理解はたぶん無理だ。自分には絶対理解できない部分がある。
それでも、この作品にひきつけられた。
作者の名前だけが理由ではない。ものすごく、心に刺さる。
文庫になった前作『冷たい校舎の時は止まる』と流れる血は同じ。
ミステリであり、青春小説であり、エンターテイメントでもある。
表現の方法は異なるけど、西尾維新さんの戯言シリーズに重なる感覚。
他の作品も間違いなく手を出すと思います。自分がめちゃくちゃになっても。

「何ていうのかな。大好きで、泣かせたくない人を一人作っておくんだ。二十歳もとっくに過ぎた男が何を恥ずかしいことをって浅葱が笑いたいなら笑ってくれていいんだけどさ。俺、これだけは譲れない。そうしないと駄目なんだって、昔、気付いた。でないと生き方がどんどんデタラメになって、だらしなくなる。俺、怖いよ。自分が何に対しても夢中になれない、執着できないっていう今の状態」(文庫版下巻p248)

衝撃を受けたフレーズは幾つかあるけど、これが一番だと思う。
自分のことだと思うから。

« 嬉しい情報が | トップページ | 帰宅しました~ »

その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1365144/35505456

この記事へのトラックバック一覧です: 子どもたちは夜と遊ぶ:

« 嬉しい情報が | トップページ | 帰宅しました~ »

うたらばブログパーツ短歌


フォト
2014年12月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ